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蔵書 › 毛沢東選集 第五巻 › 社会主義革命と社会主義建設の時期(一)

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国家資本主義について

毛沢東 · 一九五三年七月九日

縦書きで読む毛沢東選集第五巻

国家資本主義について

(一九五三年七月九日)

これは、毛沢東同志が一九五三年夏にひらかれた全国財政・経済活動会議の、ある文書に書きいれた意見である。

中国のいまの資本主義経済は、そのほとんどが人民政府の管理のもとにおかれ、各種の形式をつうじて国営の社会主義経済とつながりをもち、また労働者の監督をうけている資本主義経済である。こうした資本主義経済は、もはや一般の資本主義経済ではなく、特殊な資本主義経済、つまり新しい型の国家資本主義経済である。それは、主として資本家の利潤のために存在しているのではなく、人民と国家の需要を満たすために存在しているのである。たしかに、労働者はまだ資本家のために一部の利潤をうみだしているが、しかしこれも利潤ぜんたいのうちの小部分、およそ四分の一前後にすぎず、あとの四分の三は、労働者のため(福祉費)、国家のため(所得税)、および生産設備の拡大のため(このなかには資本家のために利潤をうむものが、小部分ふくまれる)のものである。したがって、こうした新しい型の国家資本主義経済は、社会主義的性質を大きく帯びており、労働者と国家にとって有利なものである。

著者
毛沢東
原著
一九五三年七月九日(1953年)
底本
『毛沢東選集』第五巻、外文出版社(北京)、1977年。電子化テキスト: http://maoist.web.fc2.com/mao/maosen/5/maosen-5-text.lzh
掲載根拠
保護期間中(未公開)
備考
著者没年 1976。中国は死後50年(2027-01-01 満了)、日本は死後70年(2047-01-01 満了)。外文出版社の日本語訳は法人著作として別に保護される

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